「1日◯杯以上飲めば元が取れる」——これは調べればすぐ出てきます。では、その杯数は本当に飲めるのか。誰も書いていないのはそこでした。なので、実際に飲んで数えました。結論から言うと、7杯でほぼトントンで、プラスにはなりませんでした。それでも「つけて良かった」と思っています。理由は、お酒ではありませんでした。
この記事は、CruiseMikke(クルーズみっけ!)を運営している私(YKK)が、2隻のMSCで実際に乗って確かめた記録です。ドリンクパッケージは自費のオプションで、提供を受けたものではありません。
ドリンクパッケージは「1日◯ドル払えば、対象のドリンクが飲み放題」という仕組みです。元が取れるかどうかは、パッケージの料金を、船内のドリンク1杯の値段で割れば分かります。
| 船 | 私が確かめたこと |
|---|---|
| MSCベリッシマ(那覇発着4泊5日・2025年1月) | 基本のパッケージは1人1日59ドル。損益分岐は1日7杯(ビールなら9杯) |
| MSCワールドエウローパ(地中海7泊8日・2025年夏) | 基本のパッケージの損益分岐は、私の計算で1日7杯 |
金額は船・航路・時期で変わります。どちらの船も、損益分岐は「1日7杯」でした。
地中海のクルーズで、1日かけて数えました。7杯目はジントニックでした。「ドリパケ元取り作戦まであと1杯」。ところが、8杯目は飲めませんでした。お腹がタプタプで、お酒も限界でした。結果:7杯が限界。8杯目には届きませんでした。7杯ではほぼトントンで、プラスにはなりませんでした。
ここが大事なところです。損益分岐点(7杯)は、人が1日に飲める限界とほぼ同じ場所にありました。つまり、「元を取る」という考え方で判断すると、負けやすいということです。
乗ったMSCワールドエウローパでは、ソフトドリンクが無料なのは朝食のときだけでした。ビュッフェに置いてあるのは水・コーヒー・ミルクだけ。お酒を飲まない人ほど、日中の飲みものでお金がかかります。
ここは船会社で大きく違います。24時間ソフトドリンクが無料の船もあります(セレブリティ ミレニアムでは、コーヒー・紅茶・アイスティー・レモネード・ノンアルカクテルが24時間無料でした)。まず「その船はソフトドリンクが無料か」を調べてください。それだけで答えが変わります。
パッケージにボトルの水が含まれていて、寄港地に行く前に2〜3本もらって持って出られました。南欧の夏には、これが地味に効きます。
パッケージの1杯あたりの上限(金額は船・時期で違います)を超えるお店でも、超えた分だけ払えば飲めました。「対象外=全額自腹」だと思っていたので、これは想定外でした。
実際、那覇発着のクルーズ(2025年1月)ではパッケージをつけませんでした。そのとき実際に使ったドリンク代は、1日10〜15ドル程度。パッケージ(1日59ドル)の約4分の1です。船内で使うお金の全体像はクルーズの総額の見方、船内チップは船内チップはいくら?にまとめています。
船会社によります。同じ客室の大人は全員加入が条件という船会社が多いので、2人部屋で片方だけは難しい場合があります。予約時に確認してください。
あります。1杯あたりの上限額が決まっていて、それを超えるものは対象外か差額精算になります。上限額はパッケージの種類で変わります(私が乗ったときは、上限を超えても差額を払えば飲めました)。
追加できるか、何日ぶん課金されるかは船会社・船で違います。「様子を見てから」にすると不利になることもあるので、予約前に確認しておくと安心です。
含まれることが多い一方、専門のコーヒー店は対象外のことがあります(私が乗った船では、対象外の店は別料金でした)。